PFN社員アンケート「プログラミングを始めたきっかけ」
こんにちは!「Playgram(プレイグラム)」開発チームです。
私たちのチームは Playgram の開発を始めるにあたって、Preferred Networks(プリファードネットワークス、PFN)で働いているエンジニア100人に「プログラミングを始めたきっかけ」についてアンケートをとりました。今回は、その結果の一部をお見せしたいと思います。
私たちの会社は、ディープラーニング(深層学習)とよばれる技術を用いて、車の自動運転、工場で働くロボット、病気のガンを早く見つけることなどに使われる技術を研究・開発しています。これらの技術開発には、コンピュータとプログラミングが欠かせません。
最先端の技術開発の現場で、仕事としてプログラミングを使っている私たちの経験が、プログラミングに興味を持つ皆さんの参考になれば嬉しいです。
プログラミングを始めた年齢は?

私たちの会社では小学校高学年から中学生ごろにはじめた人が多かったようです(どのプログラミング言語から学びはじめたのかという話は、世代が反映されるので、またの機会にご紹介します)。
プログラミングを始めた理由は?

きっかけは、学校(中高のパソコン部などの部活動や大学の講義)という人が3分の1を占めています。ゲームを作りたかったと答えた人も多く、また、幼いころからパソコンが家にあった人はパソコンを触り始めるのも早かったようです。
誰にプログラミングを習ったのか?

半分以上が独学で学んだと答えています。こうした社員ひとりひとりの独学の経験は、Playgram開発に強く活かされています。カリキュラムにも反映して、楽しみながら効率よくプログラミングを学べるような工夫が数多く取り入れられました。
どうやってプログラミング環境を手に入れたのか?

家族がパソコンを持っていたなど、家にプログラミングができる環境があった人が過半数となりました。パソコンが身近にある環境やプログラミングに興味をもつ機会に恵まれていた人が多かったようです。
いま、日本では「GIGAスクール構想」という取り組みが進んでいます。文部科学省が主導して児童生徒一人一人に個別最適化されたICT教育環境を提供するための大きな取り組みです。誰もが平等にパソコンをさわれる環境が提供されることで、すべての子どもたちがプログラミングを学ぶチャンスを得ることができます。
PFNでは、子どもたちには幼少期から本格的なプログラミング技術にふれ、論理的かつ創造的な思考力を身につけてほしいと考えており、Playgramをはじめとする教材開発に力を入れることで、多くの子供たちにプログラミングの楽しさを知ってもらう機会を提供していきます。
みなさん、ぜひ積極的にプログラミングに取り組んでみてください。