Playgramの『プログラマブル』な世界
皆さんこんにちは!「Playgram(プレイグラム)」開発チームのなかしまです。
突然ですが、あなたが今熱中しているゲームや映画、ドラマなどはありますか?筆者も最近、某インクを塗り合ってバトルをするゲームにハマっているのですが、このゲーム、地面や建物などを塗ることができますがツルツルしたものはインクを弾いて塗れなかったりします。筆者はこのゲームの世界観が好きで、現実の街を歩いていても、
「あ、このお店の壁は塗れそう!」
「このビルはツルツルしてるから塗れなさそうだな」
「この角は潜伏するのに良さそう…」
みたいなことを考えてしまうことがあります。
あなたには似たような経験はないでしょうか?ゲームや映画などのフィクションの世界の出来事が、現実の世界で起こったらどうなるだろうと想像する、このような経験は多かれ少なかれ誰にでもあるのではないかと思います。例えば怖いゾンビ映画をみた後は、もし家にゾンビが襲ってきたらどうやっつけよう…とつい想像してしまう、とか。
Playgramの世界
さて、ここでPlaygramの話になるのですが、Playgramはどのような世界をコンセプトとしているかというと、『なんでもプログラム可能(プログラマブル)な世界』です。ロボットのような機械をプログラミングで動かすことができるのは想像がつくかと思いますが、それだけではなく花や木のような現実にはプログラムなどできそうにないものまでプログラミングであれこれ動かすことができる、それが『なんでも』の意味です。
ちょっと変な世界に思われるかもしれませんが、例えばプログラミングで扱うデータの形で『木』を模したものがあったり、現在AI技術のコアになっているディープラーニングはヒトの脳の働きを模しているとも言われていたりと、一見プログラミングとは関係のなさそうなものが実はプログラミングに関わるアイデアを生み出すきっかけになりうるのです。このようなプログラマブルな世界で様々なものを動かして、実験してみた時、どのようなアイデアが生まれるか…そのアイデアは現実の世界で今までになかった斬新な技術を生むきっかけになるかもしれません。そのような期待を込めて開発チームはPlaygramの開発に取り組んでいます。(今は操作面でのわかりやすさ重視でロボットしかプログラムできないようになっていますが、色々なものをプログラムできるようにしたいと思っていますのでご期待ください…!)

『プログラマブル』を見つけよう
Playgramで色々と実験してみた後は、ぜひ現実の世界で『プログラマブルなもの』や『プログラマブルだと面白そうなもの』を探してみてください。街を歩いている時、学校に行く時、家で過ごしている時、、、新しいアイデアは身近なところに転がっているかもしれません。記事の冒頭の話のように、Playgramが好きになったおかげで日常生活でもついそのことを考えてしまう…という方がもしいたとしたら、開発者としては嬉しい限りです。
Playgramの世界を2Dではなく3Dにしたのは、単にグラフィックをキレイにしたいというのもありますが、Playgramの世界で学んだことを現実世界でも適用できるイメージがつきやすいように、という意図もあります。面白いアイデアを見つけて、それをぜひ自分の手で形にしてみてください。